
法科大学院入試は、適性試験分析論理・適性試験読解・小論文と、それぞれ別個の対策が必要だと思われていることが多いのではないでしょうか。私は、それには反対です。
司法改革における法曹養成は、「点」から「線」へというフレーズに象徴されるような、プロセスとしてのモデルへと大きな変化を遂げました。では、ここでいう「線」とは何を指すのでしょうか。換言すれば、線の終点が新司法試験合格および法律家としての自立であることは言を俟たないところですが、その「始点」はどこにあるのでしょうか。
イウスでは、法科大学院入試が法曹養成プロセスの始点であると考えています。適性試験と小論文で試されるのは、法科大学院生として法律学を修めるだけの思考的素養があるか、という点に他ならない。論理力も分析力も判断力も読解力も表現力も、互いに連関しながら、究極的には法律学に昇華させなければなりません。
イウスの講義では、無意味な(法律学を修めるのに必要とはいえない)論理記号を羅列したり、長々と真理表を繋げたり、自己満足的なパズルの解法講義をしたりということは一切ありません。その代わり、読解の講義で筆者の論証を論理学的に評価したり、レトリックの講義で対偶や三段論法から解法を求めることはあります。あらゆる思考能力を鍛え、それらを合成することが、法科大学院入試の突破のみならず、法科大学院での法律学修、ひいては法律家として将来活躍するにあたっての一生の糧になると信じているからです。
より高い効果を、より低いコストで。
これは、イウス総合研究所が法科大学院入試対策本科を開設した当初からの理想であり、実践であった。法科大学院入試を「プロセスによる法律家養成プログラム」の一環として捉え、適性試験・小論文を「将来的に法律を修め実践するために必要な能力の測定」という目的で捉えたとき、イウスの方向性は定まった。
各単元が有機的に結合したイウスの講義は、これらの概念を法科大学院入試のために磨き上げてきた。大いなる自信とともに、法律家への道を開かんとする諸氏の参加を期待したい。
イウスの適性試験模試は、平均点が170点前後でほぼ一致していることが大きな特徴です。これは当然、本番の平均点とほぼ同じであり、母集団の大きさと、問題の質が一定であることの大きな証です。各部で平均20点台、なんていう模試では、実力のはかりようがありませんが。会場受験に限り、受験後に教室で担当講師が解説講義を行います。60~90分ほどの短い時間ですが、これまでに培った法科大学院の受験ノウハウを凝縮し、効率のよくお伝えいたします。本科には参加できないけど…という方も、ぜひどうぞ。
イウスといえば、詳しい添削。これがもう常識になりつつあります。ひとつの答案に対して、大学受験小論文講師・イウス専任講師・ジャーナリスト養成学校講師など、複数名の採点者が目を通し、すべての答案について採点会議を実施しています。それにより、誤字脱字や表現上のミスはもちろん、構成上の問題点、論理的な整合性をとことんまで追及し、精度の高い指摘を行うことで、受講生が自分でも気付きにくかった論理展開の問題点を、余すところなく提案します。どんな問題点も見逃しません。
